6/03/2008

俺はネップマン

Нэпман」という唄がある。

いつだか、寮に遊びに来たロシア人学生に「ロシアのバンドでどんなんがお勧め?」と尋ねたところ、「アウクツィオーン аукцЫон(下)以外 、私は認めない」と言われたので、早速購入し拝聴。

まぁ悪くない。強いて言えば、デヴィット・ボウイとNo smoking orchestraのようなジプシーミュージックを足して2で割った感じかな。

80年代半ばからレニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)で活動を始め、現在まで活躍している。昨年はNYでジョン・メデスキーらと録音した「Девушки Поют 」をリリースし、幸運なことにここモスクワで先日(5/30)にライヴを行うとのことで、見に行ってきた。


このグループの中心メンバーはレオニード・フョードロフ(v,g,per:右)とオレーク・ガルーシャ(v,per:左)。フョードロフはソロ活動も行っており、ロシアではかなり実力のある歌手として知られているようだ。

もう彼らは40代後半なんで、1曲目が終わるとかなりグッタリ。とはいえ、ハイテンションのまま二時間が終了。最前列で見ていた私もなぜかハイテンションになりグッタリ。

MCが途中で入るんだが、曲の勢いそのままでガルーシャが詩を朗読。プーシキン、マヤコフスキイとまぁロシアでは有名な詩人(ロシア人は小学校で暗記させられる)をチョイスしてくるところが、さすがエンターテイナーといったところか。

ちなみに下はフョードロフとガルーシャが曲の間奏の際に詩を朗読する場面。
40代はどの国でも元気がありますな!見習わないと。

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