4/06/2008

たまには生き抜きも必要

博士課程の先輩からこのようなアドヴァイスを頂いた。



繰り返しになるが、肩こりが酷く、論文への集中力が切れてきたので、気分転換としてTABにコンタクトを図ってきたロシア人(モスクワ在住)と昨日(土曜日)会うことに。



後から気づいたのだが、メールだけのやりとりでまぁよく相手を信用できるなと。つまり、外国にいるのに日本と同じ感覚で人に会うってのは危険。こちらで同じ学校に通う外大の後輩にそう諭されました。お恥ずかしい。メールにこちらの携帯番号書いたら、その後二時間経って直接架電。意外とロシア人は行動が早い。


彼の名はアレクサンダー・ナザレンコ(上図)。24歳でデザイナー。ハバロフスクという中国東北部近くの都市出身で、昨年仕事のため上京。仕事はロシアのアパレルメーカー専属デザインで、ファッションショーや各ショップのウインドーデザインを制作しているらしい。


ロシア人では普通なんですが、もうこの歳で結婚していて、奥さんもアーティスト(羨ましい)。よって三人でモスクワをブラブラしてきました。





最初はルビャンカという中心地にある文学カフェ「ピラギー(パンとかピロシキといった食べ物を指す)」(右図)というところに行き、挨拶代わりにスピリットを飲まされる。昼食を抜いていたため、ヘッドバンキング並みに脳を揺さぶられ、既に出来上がる。



彼らは日本のアニメが好きみたいで、持参したPDAでなぜか「となりのトトロ」や「風の谷のナウシカ」のサウンドトラックを拝聴。しかしながら、彼らは共に建築系の大学出身のため、研究のことを話すと色々と話が弾んだ。


アニメ曲をバックにスターリン建築や日本のモダン建築(特に安藤忠雄が好きと言っていた)、果てはスターリン建築における当時のソ連人の深層心理まで話を聞けることになった。実に有難い「シュルプリーズ(予期しない出来事)」でした。

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