3/07/2008

久しぶりです

実に久しぶりのアップ。
というか、住んでいる寮のネット環境が電話回線接続のため悪く、画像配信もままならないので決められた要件でしかネットを使えないという実に厳しい環境。と理由付け。

ブログをアップしない一ヶ月の間、様々なことがあった。

まずは自分の身の回りのこと。

外国人学校の授業をほとんど出なくなり、正規の大学の教授に論文指導を受けることに。
前々から、正規の授業で建築史を専門的に学びたいと主張していたら、「じゃああたしが論文指導するから」ということで毎週おしゃべりついでに、建築史に関する質問、自分の論点の確認、方向性のチェックと胃が痛くなる毎日。たかだか一時間から二時間ロシア語で話すのだけれど、部屋に戻ると体力がなくなり、すぐ寝るという日々っす。

結局話しを重ねていくうちに、ソ連建築史を基盤として1930年代の建築批評や建築作品を分析した博士論文を書くということに。「空間造形史」というジャンルを構築するために、美術史と建築史を重ねたものとなると、展覧会デザインやペーパーアーチテクチャーに焦点を充てて、テーマを絞りつつあります。

よってまだロシア語には慣れていない。というか、本ばかりを読んでいるので、ロシア語会話力ははっきり言って上達していませんな。

基礎文献はH.ヴェルフリン『美術史の基本概念』、O.ショワジー『建築史』、M.ウィトルーウィウスの『建築十書』(すべてロシア語翻訳)。あと5ヶ月で読み終わるのかどうか心配だが、とりあえず要読破。上記の教授から建築作品分析の課題を出されたので、それもこなしております。

あとはやっと新しい同居人(フランス人)が来た。残念ながら、ロシア語は全く話せず、たどたどしい英語でやりとり。しかしながら、彼の英語はフランス語訛りが酷く、全く聞き取れない。とはいえ、基本的に悪い人ではなさそうだから、上手く付き合っています。部屋に入ってくるなり「サリュー(やぁ)」はないだろう。

今度は一週間に一遍ペースで書かないと。

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