5/20/2008

生きるとは、かくも厳しけり・・・

最近、寮の皆から「忙しいのか?」と言われる。

五分ほどじっくり考えてみた。
厳密には「忙しい」のではなく、やりたいことに手を付けすぎているから時間が足りなくなる。傍から見ると「忙しい」ことになる。

こちらに来て着手している建築史(西欧建築史とロシア・ソ連建築)の研究と海外雑誌に投稿を考えている論文執筆、コンテンポラリー・アート(モスクワね)の状況観察、生活のためのロシア語(これは「やりたいこと」に属さない)、無理言って書かせてもらっている原稿等。

よって食事と風呂(シャワー)を取るのが面倒になる。
さすがに風呂は二日に一回入らないとマズイ(匂う)ので、朝方入っているのだが食事は昼のみ。
という生活を約三ヶ月(論文に取り掛かり始めてから)続けていたら、びっくりするほど痩せた。

「働けど、働けどわが暮らし、楽にならざり、ぢっと手を見る」
啄木の唄ではないが、労働(研究等)によって得られる対価が何もないと虚無感に苛まれる。

早く論文書き終わりたい・・・

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