1989年、監督:黒沢清。
タイトルとは裏腹にホラーです。
ガキの頃見て、かなり衝撃的でした。
この作品のDVD化は絶望的だそうです。
(制作側の伊丹プロダクションと黒沢監督の間で裁判になっている。
詳細はここ。)
Youtubeなどで断片的に鑑賞し直すと、
なかなか味わい深い作品であることに気付く。
まず、禍々しい映像の中にも所々に静謐な場面
(地が滴るところとかボールが普通の速度で転がるところ)
が挟み込まれていること。
あと、速度が遅いし音楽も余計にはいらないところがいい。
でも、ホラーってこんなものなのか?
あまり見たことがないから何とも評価できませんが。
いやはや、さすが稀代のメディアプロデューサー黒沢。
20年前にこんな作品を創っていたのですな。乾杯!
これと似た感覚を覚えるのが、日本のロックバンド「人間椅子」。
どうかねこの情緒性?
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